2019年3月17日日曜日

超高配当株ポートフォリオ2019年3月

超高配当株ポートフォリオの定期チェックです。

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ポートフォリオ


2月から3銘柄増えて、合計15銘柄になりました。相場環境が良好のため、2月に引き続き、全体的に上昇していますが、まだ平均配当利回りは8.0%もあります。キャピタルゲインとロスを含めてトータルで、配当利回り水準のリターンを確保することが目標です。

銘柄名 初掲載日 掲載日終値 現在の株価 騰落率 予想配当利回り
Ares Capital 19/1/4 15.76 17.17 8.9% 9.8%
Annary Capital 19/1/7 10.04 10.32 2.8% 11.6%
Hui Xian REIT 19/1/12 3.23 3.39 5.0% 8.0%
British American Tabacco 19/1/14 32.26 40.85 26.6% 6.5%
カナディアン・ソーラー 19/1/17 96500 96300 -0.2% 7.5%
Apple Hospitality REIT 19/1/20 15.49 16.45 6.2% 7.3%
Macquarie Infrastructure 19/1/22 41.11 40.61 -1.2% 9.8%
IREIT Global 19/1/27 0.740 0.745 0.7% 7.8%
CapitaLand Retail China 19/1/29 1.45 1.5 3.4% 6.8%
Westpac 19/2/4 18.31 18.9 3.2% 7.1%
National CineMedia 19/2/7 6.95 7.26 4.5% 9.4%
AT&T 19/2/10 29.71 30.67 3.2% 6.7%
中国飛機租賃 19/2/23 9.14 8.88 -2.8% 7.2%
Stockland 19/3/3 3.6 3.81 5.8% 7.2%
Centuria Metropolitan REIT 19/3/5 2.45 2.47 0.8% 7.1%
平均 4.5% 8.0%

注記:
掲載日終値:初めて掲載した日(またはその日以降の取引日)の終値です。
現在の株価:2019年3月15日の終値です。
受取済配当:初掲載後に受け取った配当金です。単位は株価と同じです。
予想配当利回り:2019年の予想配当利回りです。現在の株価に基づいて計算しています。あくまで予想です。

初掲載後に権利を獲得した配当金は、下記の1銘柄です。Apple Hospitality REITは、配当金が毎月支払われます。

  • Apple Hospitality REIT:0.1ドル

以下、銘柄別の一口コメントです。

Ares Capital


米国の中堅企業に融資を行うBDCの最大手です。2月に発表した2018年の決算は、米国の景気の良さを反映して好調でした。 Ares Capitalは、景気の悪化で不良債権比率が上昇すると、ポートフォリオの評価損が生じて配当率が下がるという事業構造ですので、不良債権比率をウォッチしています。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

Annary Capital


モーゲージREITの最大手です。2月に発表した2018年の決算は、昨今の金利上昇にも関わらず堅調な内容でした。 Annary Capitalは、(短期)金利が上昇すると逆ザヤが生じて利益が出なくなるという事業構造ですので、金利スプレッドの動向をウォッチしています。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

Hui Xian REIT


北京オリエンタルプラザのREITです。2018年4Qの決算が出ていますので、後で分析してみようと思います。 Hui Xian REITは、中国の経済成長が続いている間は安心して保有できます。ただし、土地使用権に期限があるので、あまり長期で保有するのは抵抗があります。 以前の投稿はこちらです: 初掲載

British American Tabacco


上場タバコ企業の最大手です。2月に発表した2018年の決算は、数々の懸念にも関わらず好調でした。 株価はかなり戻ってきましたが、まだ配当利回りは6.5%もあります。業績は好調で増配余地があり、ディフェンシブでもあるので、もうしばらく保有しようと思います: 初掲載 2018年4Q決算

カナディアン・ソーラー・インフラ


太陽光発電設備のインフラファンドです。カナディアン・ソーラー社の垂直統合モデルによる価格優位性が強みです。 2月に発表した2018年の決算は安定した内容でした。 カナディアン・ソーラー・インフラは、中長期的にはFIT満了と導管性のリスクに対応できるかどうかに注目しています。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年12月期決算

Manepa Card

Apple Hospitality REIT


米国のホテルの不動産REITです。ヒルトン系とマリオット系のセレクトサービス型ホテルを保有しています。 2月に発表した2018年の決算は、新たにホテルを取得した効果で10%超の増収増益でした。既存のホテルも堅調です。 Apple Hospitality REITの業績は、米国の景気次第で変動すると思いますが、基本的には長期で保有する予定です。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

Macquarie Infrastructure


貯蔵タンク設備や空港関連サービスのインフラファンドです。 2月に発表した2018年の決算は、貯蓄タンクのIMTT事業は稼働率低下で低調、空港関連サービスのAtlantic Aviation事業は好調でした。 決算後に株価が下がったので少し買い増ししています。2020年頃のIMTT事業の回復を期待して、保有継続です。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

IREIT Global


ドイツのオフィスのREITです。 2月に発表した2018年の決算は堅調でした。テナントの90%以上のリース期限は2020年以降ですので、現時点で気にすべきことは何もありません。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

CapitaLand Retail China


中国のショッピングモールのREITです。 2月に発表した2018年の決算は堅調でした。 CapitaLand Retail Chinaも、中国の経済成長が続いている間は安心して保有できます。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

Westpac


オーストラリアの大手銀行です。 5月6日に2019年上期の決算を発表予定です。住宅価格下落などの影響がどこまで出ているのか、注目の決算になります。 2015年頃から株価は下がっており、配当利回りも高いですが、もう一段安の可能性もありますので、現時点で買い増しは考えていません。 以前の投稿はこちらです: 初掲載

マネーパートナーズ

National CineMedia


米国の映画広告ネットワークの会社です。 2月に発表した2018年の決算は、OIBDA(営業利益+減価償却)は微増ですが、1株あたりでは減少しており、微妙な決算でした。 安心して中長期的に保有できるという銘柄ではないですが、急に業績が悪化することも考え辛く、配当利回りは非常に高く、減配した直後なのでしばらくは減配しないだろうという消極的な理由で保有継続です。 以前の投稿はこちらです: 初掲載 2018年4Q決算

AT&T


米国の通信・メディア関連の巨大企業です。 もう少し買い増ししたいのですが、なかなか下がりません。 4月24日に2019年の1Q決算が出る予定です。 以前の投稿はこちらです: 初掲載

中国飛機租賃


中国の航空機リース会社です。航空機リース事業は今後の拡大が期待できます。 話題のボーイング737MAXは、50機ほどバックログで持っているようです。業績への影響は無いと思いますが。 3月下旬に2018年の4Q決算が出る予定です。他の会社に比べて遅いですね。決算内容もその後の株価の反応も全く読めません。 以前の投稿はこちらです: 初掲載

Stockland


オーストラリアの不動産会社です。 事業環境はかなりの逆風ですが、なんとか持ちこたえています。 2019年のFY決算は、8月21日の予定です。予定通りの数字を出せれば、株価の戻りが期待できます。 以前の投稿はこちらです: 初掲載

Centuria Metropolitan REIT


オーストラリアのオフィスREITです。 株価上昇につながるような資産規模拡大を期待しています。 2019年のFY決算は、8月中旬の予定です。 以前の投稿はこちらです: 初掲載

まとめ


以上、15銘柄でした。現在私が保有している超高配当株は、ほぼすべて紹介が終わりましたので、今後は新規開拓が必要です。 そう遠くない時期に景気は悪化するでしょうから、ディフェンシブな銘柄を開拓していこうと思います。


クラウドバンク

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