Apple Hospitality REIT (APLE)

超高配当株の一つである、Apple Hospitality REIT（アップル・ホスピタリティ・リート）を紹介します。

会社概要

Apple Hospitality REITは、ニューヨークNYSE市場に上場しています。ティッカーシンボルは「APLE」です。米国のホテルに投資するREITで、セレクトサービス型のホテルに特化したREITでは最大手です。

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Focused or select service: Small to medium-sized hotel establishments that offer a limited number of on-site amenities that only cater and market to a specific demographic of travelers, such as the single business traveler. Most focused or select service hotels may still offer full service accommodations but may lack leisure amenities such as an on-site restaurant or a swimming pool. Examples include Hyatt Place, Courtyard by Marriott and Hilton Garden Inn.
出典：Hotel | Wikipedia

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セレクトサービス型ホテルの特長として、低コストで利益率が高く、リノベーションがしやすいこと等が挙げられています。Apple Hospitality REITは、米国にあるヒルトン系とマリオット系のセレクトサービス型の241のホテルを保有しています。今後、ハイアット系のホテルも増やしていくようです。ホテルは比較的新しいものが多く、平均建築年数は13年です。ホテルの運営は、サードパーティの管理会社に委託しており、その管理費用は売上の2.5～3.5%となっています。業界標準では、これにインセンティブ費用が上乗せされますが、Apple Hospitality REITでは採用していません。

財務分析

売上もキャッシュフローも増加傾向です。配当がEPSを上回っていますが、これは減価償却費の一部も配当に回るためです。2015年に上場してから毎月0.1ドルの配当が支払われています。2019年1月18日終値の15.77ドルで計算すると、配当利回りは約7.6%となります。自己資本比率は約71%であり、REITとしては保守的な部類に入ると思います。

投資判断

負債比率が低いため、Apple Hospitality REITは、今後の金利上昇にもある程度の耐性があります。ホテルの収益は一般的に景気に大きく左右されるのですが、Apple Hospitality REITは、著名なホテルブランド、セレクトサービスの効率性、低い管理費用という優れた面を併せ持つため、安定感があります。また米国に関しては、一時的に景気が低迷しても、長期化することは考えにくいと思います。これらのことから、利回りが7%を超える現在の株価は割安と判断しています。

現在、私はこの銘柄をポートフォリオの5%程度保有しています。Apple Hospitality REITを購入できる証券会社は多くないと思いますが、例えば、サクソバンク証券で購入可能です。