Apple Hospitality REIT (APLE)：2018年4Q決算

ホテルREITのApple Hospitality REIT（APLE）が、2018年4Qの決算を発表していましたので、紹介します。Apple Hospitality REITの前回の紹介記事はこちらです。

決算概要

2017年と比較して2018年の業績は、売上が12.3億ドルから12.7億ドルに2.5%の増加、営業利益が2.3億ドルから2.57億ドルに11.8%の増加、純利益が1.82億ドルから2.06億ドルに12.9%の増加となりました。EPSは0.82から0.92に増加、発行済株式数は223百万株から229百万株に増加しています。ADR（1部屋の1泊平均単価）は134ドルから136ドルに1.1%の増加、RevPAR（1部屋の1泊平均収入）は104.1ドルから104.6ドルに0.5%の増加です。

2018年に152百万ドルで5つのホテルの取得し、16百万ドルで3つのホテルを売却しています。2018年の増益はホテル取得の効果が大きいです。2019年は6つのホテルを取得予定し、16のホテルを売却予定です。

2018年にホテルの価値向上のため71百万ドルの設備投資を行っています。2019年は80～90百万ドルを投資する予定です。

株主還元として、2018年は平均15.87ドルで約660万株の自社株の買戻しを行いました。
2019年1月にも平均14.81ドルで20万株を買っています。現在の株価（2019年2月25日終値）は16.58ドルです。2019年も毎月0.1ドル（年間1.2ドル）の配当を継続する模様で、配当利回りは7.2%になります。

2018年12月時点の自己資本比率は69%であり、まだホテル取得の余力もあります。

投資判断

特に問題ない決算です。引き続きHOLDです。

今日のカンファレンスコールで新しい情報があればまた追記したいと思います。