決算概要
投資収入(investment income)と投資利益(net investment income)が順調に伸びています。実現損益+未実現損益は、年間で見れば、ほぼ変わらずです。支払利息は変わらない一方、ポートフォリオ利回りが上がっているようです。借入金利の固定化と貸出金利の変動化の効果でしょうか。投資先企業数は2018年末の314から344に増えています。不良債権比率は低下しています。
好調な業績を反映して、2019年1Qから四半期ごとの配当が0.01ドル増えて0.40ドルになりました。さらに2019年は年間0.08ドル(四半期0.02ドル)の特別配当を行います。2019年2月16日終値の17.16ドルで計算すると、2019年の配当利回りは9.79%(特別配当を含まなければ9.32%)になります。株価が上昇した分だけ配当利回りが少し下がりましたが、依然として非常に高い配当利回りです。
投資判断
Ares Capitalの2018年決算、何も問題ないですね。少なくとも、米国の景気悪化が明らかになり、金利が低下が見えてくるまでは、引き続きHOLDです。
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