前回の投稿はこちらです。
おさらいですが、AT&Tの事業は、Mobility(携帯電話網)、Business Wireline(企業向け通信サービス)、Entertaiment Group(ビデオ配信・インターネット接続サービス)、WarnerMedia(テレビ放送、映画会社)などで構成されています。
2018年1Qと比較して、タイムワーナー買収の効果で営業利益は増加した一方、支払利息の増加やその他収入の剥落により、純利益は低下しています。Business Wirelineは減益でしたが、利益の大部分を占めるMobilityなどの主要セグメントは堅調でした。
フリーキャッシュフローは2018年1Qと比較して大きく増加しています。フリーキャッシュフローに占める配当支払いの比率は63.3%であり、まだ余裕があります。
支払利息は昨年よりも高水準で、直近も微増が続いているようです。2018年1Qの支払利息は、一時的に少なかったようですね。
投資判断
この1Q決算を受けて、AT&Tの株価は下落しました。EPSの低下が理由だと思いますが、事業自体は引き続き堅調のようですし、配当支払率も余裕がありますので、問題ないと判断しています。さらに株価が下落して配当利回りが7%を超えてくるようなら、買い増ししたいです。
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